ガラス工事の軽微な工事以外の工事を行う際は、建設業許可が必要です。
軽微な工事についてはこちらをご参照ください!
本記事では、ガラス工事の定義や、一般建設業・特定建設業における専任技術者の要件について詳しく解説します。
目次
ガラス工事とは、工作物にガラスを加工して取り付ける工事を指します。主に建築物にガラスをはめ込んだり、取り付けたりする作業が含まれます。
具体的な工事例として、以下のようなものがあります。
ガラス工事の一般建設業許可を取得するには、専任技術者を配置する必要があります。専任技術者要件を満たすには、以下のいずれかを満たす必要があります。
以下の資格を保有している方は、一般建設業のガラス工事の専任技術者として認められます。
上記資格がない場合でも、建築学、都市工学の関連学科を卒業し、一定期間の実務経験を積んでいれば申請が可能です。
資格や学歴がない場合でも、ガラス工事に関して10年以上の実務経験があれば専任技術者の要件を満たします。
また、実務経験が10年に満たない場合でも、緩和措置として、ガラス工事における実務経験が8年以上あり、他業種での実務経験を含めて12年以上となる場合、専任技術者として認められる可能性があります。
ガラス工事の特定建設業許可を取得するには、一般建設業許可の要件に加え、以下の要件を満たす必要があります。
以下の資格を保有している方は、特定建設業のガラス工事の専任技術者として認められます。
一般建設業におけるガラス工事の専任技術者要件を満たさない場合でも、4,500万円以上のガラス工事の元請工事を2年以上指導監督した実務経験があれば、特定建設業の専任技術者として申請が可能です。
本記事では、ガラス工事の建設業許可について、専任技術者要件について詳しくお伝えしました。
その他の要件について知りたい方は、こちらの記事をご参照ください!
許可を取得することで事業の信頼性が高まり、さらなる業務拡大が可能になります。
行政書士(登録番号:第24402289号)
CCUS登録行政書士/福岡県行政書士会所属
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