ガラス工事の建設業許可を取得する方法を福岡の行政書士が解説します

ガラス工事の軽微な工事以外の工事を行う際は、建設業許可が必要です。
軽微な工事についてはこちらをご参照ください!
本記事では、ガラス工事の定義や、一般建設業・特定建設業における専任技術者の要件について詳しく解説します。

ガラス工事とは?

ガラス工事とは、工作物にガラスを加工して取り付ける工事を指します。主に建築物にガラスをはめ込んだり、取り付けたりする作業が含まれます。
具体的な工事例として、以下のようなものがあります。

  • ガラス加工取付け工事
  • ガラスフィルム工事

一般建設業の専任技術者要件とは?

ガラス工事の一般建設業許可を取得するには、専任技術者を配置する必要があります。専任技術者要件を満たすには、以下のいずれかを満たす必要があります。

資格で申請する

以下の資格を保有している方は、一般建設業のガラス工事の専任技術者として認められます。

  • 1級建築施工管理技士
  • 2級建築施工管理技士(仕上)
  • 技能検定 ガラス施工 ※2級の場合は、合格後3年以上の実務経験が必要

学歴と実務経験で申請する

上記資格がない場合でも、建築学、都市工学の関連学科を卒業し、一定期間の実務経験を積んでいれば申請が可能です。

  • 高卒:5年以上の実務経験
  • 大卒・高専卒:3年以上の実務経験

実務経験のみで申請する

資格や学歴がない場合でも、ガラス工事に関して10年以上の実務経験があれば専任技術者の要件を満たします。
また、実務経験が10年に満たない場合でも、緩和措置として、ガラス工事における実務経験が8年以上あり、他業種での実務経験を含めて12年以上となる場合、専任技術者として認められる可能性があります。

特定建設業の専任技術者要件とは?

ガラス工事の特定建設業許可を取得するには、一般建設業許可の要件に加え、以下の要件を満たす必要があります。

資格で申請する

以下の資格を保有している方は、特定建設業のガラス工事の専任技術者として認められます。

  • 1級建築施工管理技士

指導監督的実務経験で申請する場合

一般建設業におけるガラス工事の専任技術者要件を満たさない場合でも、4,500万円以上のガラス工事の元請工事を2年以上指導監督した実務経験があれば、特定建設業の専任技術者として申請が可能です。

まとめ

本記事では、ガラス工事の建設業許可について、専任技術者要件について詳しくお伝えしました。
その他の要件について知りたい方は、こちらの記事をご参照ください! 許可を取得することで事業の信頼性が高まり、さらなる業務拡大が可能になります。

行政書士 本田奈美
当事務所では建設業許可の申請代行や、決算変更届の提出代行を行なっております!本業を行いながらの申請準備はとても大変です。ぜひ申請はお任せください!初回相談・お見積もりは無料で対応しておりますので、お気軽にこちらまでお問い合わせください!。



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