投稿：2024年10月6日・更新：2024年10月6日

CCUS（建設キャリアアップシステム）登録行政書士とは？その役割とメリットを解説

建設業に従事している方々の中には、建設キャリアアップシステム（以下、CCUS）の登録申請について調べている際に、「CCUS登録行政書士」という名前を目にしたことがあるかもしれません。しかし、「CCUS登録行政書士」とは何なのか？と疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。

CCUSへの登録は、手引きを読み込み、書類を準備し、申請画面から必要事項を入力するための手間と時間がかかります。 誰かにやってもらいたい！という時は、ぜひCCUS登録行政書士に登録を代行してもらうのがおすすめです！

この記事では、「CCUS登録行政書士」とは何か、さらには「代理登録」と「代行申請」の違いについて解説していきます。

CCUS登録行政書士とは？

CCUS登録行政書士とは、CCUS（建設キャリアアップシステム）の申請代行を行うために事業者登録を行っている行政書士のことを指します。CCUS登録行政書士は、CCUSの公式サイトに掲載されているリストに名前が記載されており、CCUSに関する所定のオンライン講習を受講し、システムに関連する知識を持っていることが証明されています。

CCUS登録行政書士とCCUS登録をしていない行政書士との違い

ここでは、「CCUS登録行政書士」と、CCUSに登録していない行政書士との違いを説明します。大きな違いは以下の5つです。

1. 代行申請が可能かどうか

CCUS登録行政書士は、事業者IDを使用した代行申請を行うことができます。これは、CCUSのシステムに事業者として登録しているため、よりシンプルかつ効率的に申請を代行できるということです。

一方、CCUS登録をしていない行政書士の場合は、申請者の代理人として手続きを行う「代理登録」を行うことになります。この場合、申請者の情報を代理で入力・提出するため、手続きがやや複雑になり、手間が増えることがあります。

2. 所定のオンライン講習を受けているかどうか

CCUS登録行政書士は、事業者登録だけでなく、CCUSに関する実務のオンライン講習を受講していることが条件となります。この講習を通じて、CCUSの仕組みや申請方法、実務での運用に関する詳細な知識を得ています。

3. CCUS関連の最新情報が定期的に提供されるかどうか

CCUS登録行政書士には、建設業振興基金から定期的にCCUSに関する最新情報が提供されます。これにより、最新の法改正や運用ルールの変更に迅速に対応でき、クライアントに的確な情報提供が可能です。

4. CCUSのサイトで検索可能かどうか

CCUS登録行政書士は、CCUSの公式サイトでリストとして検索が可能です。これにより、CCUSに関する業務を行うことが確実に確認できるため、安心して依頼できるというメリットがあります。

CCUS登録行政書士であれば、リスト掲載に加え、事業者登録料や管理者ID利用料も支払っているため、確実にCCUS業務に対応していることが分かります。

5. 建設キャリアアップシステムのシンボルマークを使用できるかどうか

CCUS登録行政書士は、建設業振興基金からの許諾を受けて、建設キャリアアップシステムのシンボルマークを使用することができます。これは、CCUS登録業務に精通している証として利用されることが多く、クライアントにとって信頼性を示す一つのポイントです。

「代理登録」と「代行申請」の違い

CCUSへの登録を行政書士に依頼する方法には、「代理登録」と「代行申請」の2つがあります。それぞれの違いは以下の通りです。

1. 代理登録

「代理登録」とは、申請者自身が行う申請作業を、代理として行政書士が行う方法です。この場合、申請者のログイン情報を使用して登録作業を進めるため、依頼者側と行政書士の双方に一定の手間がかかります。

2. 代行申請

「代行申請」とは、CCUS登録行政書士が自分の事業者IDを使って申請作業を行う方法です。この方法では、申請者は自らのログイン情報を提供する必要がなく、行政書士が代わりに申請を完了します。手続きがシンプルで、事業者IDを持つCCUS登録行政書士のみが行うことができます。

CCUS登録行政書士を利用するメリット

CCUS登録行政書士を利用することで、以下のようなメリットがあります。

• 手続きがスムーズ：代行申請を行うため、手続きが簡便でスムーズに進行します。
• 最新情報の提供：CCUSに関連する最新情報が随時提供されるため、的確なサポートが受けられます。
• 信頼性：CCUSの公式リストに掲載されており、専門知識を備えていることが証明されています。
• 全国対応：多くのCCUS登録行政書士が、全国どこからでも対応可能です。

まとめ

「CCUS登録行政書士」かどうかで、この業務に力を入れている行政書士かどうかが簡単にわかります。もちろん、力を入れていても「CCUS登録行政書士」でない方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも「CCUS登録行政書士」は、事業者登録をしなくても登録申請ができるのにも関わらず、わざわざ登録をしているため、この業務に力を入れているということが言えるのではないかと思います。

当事務所ではこれまで説明してきたCCUS登録行政書士であり、建設キャリアアップシステムの代行申請を行なっております！初回相談・お見積もりは無料で対応しておりますので、お気軽にこちらまでお問い合わせください！